タレントマネジメントに関するFAQ
タレントマネジメントに関するよくあるご質問にお答えします。
その他
代表的なタレントマネジメントシステムとその特徴を教えてください。
グローバルにおける代表的なタレントマネジメントシステムはWorkday、SAP SuccessFactors、Oracle Taleo、Cornerstoneなどです。SHLグループのタレントアセスメントは、これらのシステムと統合することが可能で、効率性の向上などに寄与しています。上記いずれのタレントマネジメントシステムも世界中で活用されているため、必要な機能は一通り揃っています。
日本エス・エイチ・エルの行っているタレントマネジメントを教えてください。
突飛な取り組みをやっているわけではなく、人の特性をよく把握した上で、採用や配置、育成を行っています。具体例で申し上げると、観察される行動だけではなくアセスメント結果も踏まえての面談を定期的に行っていたり、本人の特性を踏まえて役割の付与をしたりしています。また、将来のリーダー候補となる人材に対して、タフアサインメント(難しいが達成する過程で様々な成長を促すような業務経験)を与えて、成長を促進するような機会を意図的に作り出す取り組みなどをしています。ポイントは、業績、行動、ポテンシャルなどの情報を偏りなく勘案することで、より妥当な意思決定ができるように意識している点です。
育成目的で社員にアセスメントを実施しました。このアセスメントデータを選抜目的で利用するには、改めて個人情報の利用許諾が必要ですか?一度取得した個人のデータを様々なタレントマネジメントで使うためにどのように事前の許諾を得ればいいですか?
利用目的が変更になるのであれば、改めて利用許諾が必要です。個人情報保護法第15条にある通り、雇用管理情報についても目的の明示が求められています。人事労務管理活動全般に利用する旨を明記して、利用が想定される場面を列挙する必要があります。説明責任が果たせて、従業員と組織の双方にとってメリットがある利用方法を考える必要があるということです。