株式会社ベネッセコーポレーションご登壇 SHL採用ウェビナー 「変化の時代におけるポテンシャルの見極め方」開催報告
<開催報告>
株式会社ベネッセコーポレーションご登壇
SHL採用ウェビナー
「変化の時代におけるポテンシャルの見極め方」
2022年1月19日(水)開催
Zoomビデオウェビナー
2022年1月19日、弊社主催の無料採用ウェビナー「変化の時代におけるポテンシャルの見極め方」が開催され、アーカイブ配信を含め200名以上の方々にご参加・ご視聴いただきました。(※社名・部署名・役職等はウェビナー開催当時のものです。)
世界的なパンデミックは新卒採用の状況も一変させました。採用選考が全面的にオンラインに移行しただけでなく、コロナ禍で部活動、留学、アルバイトなど従来できていた経験がない学生を相手にポテンシャルを見極める必要が出てきました。本ウェビナーでは、従来の「ガクチカ(=学生時代に力を入れてきたこと)」を中心とした面接選考以外の、効果的な選考手法について議論しました。
開催レポート
当日は、株式会社ベネッセコーポレーション 北村洋子氏に、多彩な手法を用いてオンライン選考の質を担保する採用活動の具体的な取り組みについてご講演いただきました。その後、チャットシステムを使って視聴者の皆様からいただいた質問にご回答いただきました。
以下、お話しいただいた内容の趣旨を簡単にご紹介します。
株式会社ベネッセコーポレーション
人財開発部 採用課
北村 洋子 氏
当社ではコロナ禍における急激な環境変化以降、自ら学び続ける自律性や前向きに変化に対応する柔軟性をより一層重視して選考を行っています。選考はすべてオンラインで行っております。オンライン選考には、地方に在住する学生の利便性向上、時間的・経済的コストの削減、面接官の負担軽減など数多くのメリットがありますが、導入当初は様々な懸念もありました。
しかし、運用に気を配ることで、オンライン選考におけるデメリットは抑制できることがわかりました。オンライン面接はパーソナルな空間から参加するため、学生・面接官ともにコミュニケーションに集中でき、面接の質が高まるというという効果があります。結果として、雰囲気や周辺情報に惑わされず、精度の高い選考を行うことが可能になりました。
さらに選考の質を上げるためには、選考ステップごとに確認すべき事項を決めておくことも重要です。当社では通常の面接以外にも、各ステップで見極めるべき能力に特化した様々な選考手法を採用しています。面接官へのトレーニングは、質問内容を厳密にマニュアル化するよりも、映像を用いたケーススタディを数多く実施し、イメージを掴んでもらうことを重要視しています。求める人材像の明確化によってゴールを共有し、面接内容は状況に応じて柔軟に対応いただくことが、質の高い選考につながると思っています。
プログラム
14 : 00
開会
14 : 05
SHL講演「シミュレーション演習を用いたオンライン選考」
小松弓恵(日本エス・エイチ・エル株式会社 アセッサーグループ 部長)
14: 30
ゲスト講演「オンラインで精度を高める採用選考手法」
【講演者】
北村 洋子 氏(株式会社ベネッセコーポレーション 人財開発部 採用課)
【モデレータ】
重野達也(日本エス・エイチ・エル株式会社 HRコンサルティング1課 主任)
15:30
閉会